採購二手新幹線?澳大利亞的驚人構想_風聞
龙腾网-2019-12-11 18:03
【來源龍騰網】
正文原創翻譯:

中古新幹線を調達?オーストラリアで仰天構想
採購二手新幹線?澳大利亞的驚人構想
日本人の旅行先としても人気がある、オーストラリア東海岸?クイーンズランド州のゴールドコースト。美しい海岸「サーファーズパラダイス」があることで知られるこの街と州都ブリスベンとの間を結ぼうという鉄道の新線計畫で、何と「日本の中古新幹線を導入しよう」という案が浮上している。
澳大利亞東海岸、昆士蘭州的黃金海岸,作為日本人的旅遊目的地也很受歡迎。由於擁有美麗的海岸“衝浪樂園”而廣為人知的這條街道,與其州的省會布里斯班之間相連的鐵路新線計劃,竟然有人提出了“導入日本的二手新幹線”的方案。
今年9月、オーストラリア政府は、この路線を含む5路線の実現可能性を調査するための「鉄道新設を調査する特別會社」の設立と、それにかかる費用として4000萬オーストラリアドル(約30億円)を來年度予算に計上した。
今年9月,澳大利亞政府為了調查包括該線路在內的5條線路的可行性,設立了“調查鐵路新建的特別公司”,並把4000萬澳元(約30億日元)的費用作為費用列入了明年的預算。
これを機に、地元では「ついにわが街に新たな鉄道がやってくるかも」と論議が盛り上がっているという。そんな中、沿線自治體から浮上したのが「日本で使われていた新幹線の車両を譲り受けよう」という意見だ。
以此為契機,當地熱烈討論起了“我們的街道也許終於會有新的鐵路到來”。其中,從沿線自治體浮出水面的意見是“接受在日本使用的新幹線車輛”。
オーストラリアで、新幹線中古車両を導入してまで鉄道計畫に取り組もうという動きはなぜ出てきたのだろうか。
在澳大利亞,為何出現了引進新幹線二手車輛,致力於鐵路計劃的運動?
ゴールドコーストとブリスベンを結ぶ鉄道新線の計畫は、以前から何度も浮かんでは消えを繰り返してきた。両都市は100kmほど離れており、近郊というにはやや遠い。それでも、リゾート開発が進んでいるゴールドコーストに住んで、ブリスベンの都心に通う需要はそれなりに存在するという。
連接黃金海岸和布里斯班的鐵路新線的計劃,從以前開始就一直在被提起跟被取消之間反覆橫跳。兩座城市相距100公里左右,距離近郊稍遠。儘管如此,據説住在推進度假村開發的黃金海岸,也有相當的數量的人有去布里斯班市中心的需求。
両都市間を結ぶ鉄道は現在もあるものの、ゴールドコースト中心部までは乗り入れておらず、トラムやバスで鉄道駅まで行き、そこでブリスベン行きの電車に乗り換えを強いられている。電車そのものの所要時間は約74分だが、乗り換えの手間などを考えるとトータルの所要時間は2時間近くかかる。
連接兩個城市之間的鐵路雖然現在也有,但是沒有進入到黃金海岸中心部,需要用電車和巴士到火車站,然後在那裏被迫換乘去布里斯班的電車。電車本身所需時間約為74分鐘,但考慮到換乘工夫等因素,總計所需時間將近2小時。
鉄道でのアクセスが悪いため、人々の移動は車が中心だが、道路の渋滯も激しい。
由於鐵路交通不便,人們移動以車輛為中心,但道路擁堵也很嚴重。
ブリスベン在住25年のITコンサルタント、藤巻ギャレット由紀さんは、同市周辺を取り巻く交通事情について「高速道路M1線は片側4車線もあるのに、ほぼ24時間どこかが渋滯しているという狀況で、週末には30kmを超える渋滯が生じることも珍しくない」という。そして「州政府は、この窮狀をどうにか解決すべきだ、という圧力をあちこちから受けているはずだ」と語る。
居住在布里斯班25年的IT顧問、藤卷加勒特由紀先生就該市周邊的交通情況表示,“高速公路M1線雖然有一側4條車道,但幾乎24小時哪裏都處於擁堵狀態,週末出現超過30公里的交通堵塞的情況也並不少見”。而且,他還説“州政府應該是到處受到各方壓力,認為應該設法去解決這個困境”。
仮に、最高時速160kmと目される鉄道新線が開通した折には、ブリスベンとゴールドコースト間は32分程度で結ばれると試算されている。通勤には條件の悪い現狀でも、環境のよさからゴールドコーストに居住してブリスベンへ通う人も少なくない。鉄道新線が開通すれば、ゴールドコーストへのさらなる住民の流入が見込めるだろう。
假設,視為最高時速160km的鐵路新線開通的話,估計布里斯班和黃金海岸之間只要32分鐘左右就能連接起來。即使在上班條件惡劣的現狀下,也有不少人因為環境好而選擇住在黃金海岸,然後去布里斯班上班。如果鐵路新線開通,黃金海岸將會有更多的居民流入。
■経費削減へ「新幹線中古」を
■削減經費而選擇“新幹線二手車”
そんな中で登場したのが「新幹線の中古車両を導入しよう」という意見だ。主張しているのはゴールドコースト市のトム?テイト市長。「経費削減の一貫として、車両は日本から中古を買い取ろう」との聲を上げている。
其中出現的意見是“導入新幹線的二手車輛”。該主張是金海岸市的湯姆·泰特市長提出的,“作為削減經費的一貫,車輛將從日本購買二手車”。
現地報道によると、両都市を結ぶ鉄道新線はもし実現するとしても、早くて2020年代後半以降になるという。「新幹線の中古導入」は、コストを抑えて早期に新線を整備しようという主張だ。
據當地報道,即使實現連接兩個城市的鐵路新線,早在2020年後半期以後。“新幹線的二手引進”是主張抑制成本,儘早整備新幹線的主張。
ただ、この案についてはさすがに市民の間で賛否両論がある。
只是,關於這個方案,市民之間存在着贊成與否的兩種意見。
原創翻譯:龍騰網 http://www.ltaaa.com 翻譯:玉子家 轉載請註明出處
「これまで政府は一度として、外國の中古車両を買ってまで列車を走らせようとは言わなかった。鉄道実現に向けてずいぶん前進している」と賛辭を述べる市民がいる一方で、「中古車両ではいずれ改裝費用がかかるし、中古を買って開通するころには技術革新があるかもしれない。プランとして無駄な気がする」との反対意見もある。
“迄今為止,政府一次都沒有説過要買外國的二手車來行駛列車,這次甚至不惜買二手車也要讓鐵路運行起來,可見在實現通鐵路的路上前進了一大步。”——有這麼讚歎道的市民們,另一方面也有“二手車輛早晚需要改裝費用,買二手車等開通的時候説不定都有技術革新了。”這樣的反對意見。
オーストラリアではかねて高速鉄道建設の夢が語られてきた。早くは1980年代にシドニー―キャンベラ―メルボルン間の構想が浮上したが立ち消えとなり、その後も何度も計畫が生まれては頓挫している。現狀では、國內の長距離移動は航空に依存している。
在澳大利亞,人們早就夢想着建設高速鐵路。早在1980年代悉尼-堪培拉-墨爾本之間的鐵路構想就浮出水面,但後來又消失了。目前,國內的長途移動還依賴於航空。
現地では「東京―大阪間やパリ―リヨン間、上海―南京間などのように、350~500km程度の2都市間でそれなりの需要があれば高速鉄道建設への弾みがつくのではないか」との見方も以前からある。例えばシドニー―キャンベラ間は約280kmで、高速鉄道に適した距離といえる。その一方で、「オーストラリアの人口規模からすると、都市間移動といってもそこまでの期待は見込めないだろう」といった後ろ向きの意見も根強い。
在當地,“像東京-大阪、巴黎-里昂之間、上海-南京之間等,350-500km左右的兩個城市之間,如果有着相應的需求,那麼建設高鐵會不會更有彈性呢?”例如,在悉尼-堪培拉之間約280公里,可以説是非常適用於高鐵的距離。另一方面,也有“從澳大利亞人口規模來看,雖説是城市間移動,但其能帶來的客流量期待也是不好預料的”這種背後的意見根深蒂固。
ただ、今回調査が行われる予定の5路線は大都市間を結ぶものではなく、ブリスベン、シドニー、メルボルンといった大都市とその周辺都市を結ぶ路線だ。ブリスベン―ゴールドコースト間の新線計畫では、念願のゴールドコーストの市內への乗り入れだけでなく、さらに同市郊外にあるクーランガッタ空港までつなぐという案も出ているようだ。
只是,此次調查進行預定的5個線路不是連接大城市間的,而是連接布里斯班,悉尼,墨爾本等大城市及其周邊城市的路線。在布里斯班至黃金海岸之間的新線計劃中,不僅有希望進入黃金海岸市內的方案,而且還提出了連接位於該市郊外的庫蘭加塔機場的方案。
■鉄道新線は実現するか?
■鐵路新線能實現嗎?
前出の藤巻さんは「日本―ブリスベン間の直行便の増便も決まっていますし、アジアからの観光客の増加や格安航空會社(LCC)便の増便などもあり、ブリスベンとゴールドコースト間の人の行き來は今後も増えるのでは」という。一方で、「オーストラリアはこういう計畫は出ても実現にはなかなか至らないのです。今回の計畫の行方は、はたしてどうなるでしょうか」とも語る。
前文提到的藤卷先生説:“日本到布里斯班的直達航班也決定增加航班,亞洲遊客的增加和廉價航空公司(LCC)航班的增加,使得布里斯班和黃金海岸之間的人流今後也會增加。”另一方面,“澳大利亞即使有這樣的計劃,估計也很難實現。這次計劃的去向到底會怎樣呢”。
ちなみに、ゴールドコーストやブリスベン周辺の鉄道は日本と関わりが深い。ゴールドコーストの街中を走るトラム(路面電車)は、丸紅が現地法人とともに建設?運行?保守に関わるPPP(パブリック?プライベート?パートナーシップ)事業権を取得。ブリスベンから北に伸びるクイーンズランド鉄道の北海岸線には、日立製作所が台車部品や傾斜制御裝置を供給した、JR四國の8000系電車を設計のベースとした振り子式電車が走っている。
順便一提,黃金海岸和布里斯班周邊的鐵路和日本有很深的關係。在黃金海岸的街上行駛的Tram(路面電車),丸紅公司(日本一家大型綜合商社)與當地法人一起取得了建設·運行·保守相關的PPP(公共·私人·夥伴關係)事業權。從布里斯班向北延伸的昆士蘭鐵路北海岸線,日立製造廠提供了車輛零部件和傾斜控制裝置,以JR四國的8000系電車為設計基礎的擺子式電車現在也仍正行駛。
新幹線の中古車両導入という驚きの案も登場し、熱を帯びているかに見えるゴールドコースト―ブリスベン間の鉄道新線計畫。浮かんでは消えを繰り返してきた計畫は、はたしてどうなるか。
現在引進新幹線的二手車輛這個驚人的方案也登場了,看起來很有熱度的黃金海岸-布里斯班間的鐵路新線計劃。經歷了一系列反覆出現又消失之後,到底會怎樣呢?